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まずはじめに、「画像サイズ設定」と「画質設定」を混同しないようにして下さい。画像サイズ設定とは「2560ピクセル×1920ピクセル(約500万画素)のように、画像の大きさ(画素数)を設定することです。それに対して画質設定とは、画像の質を設定することです。「スーパーファイン」「ファイン」「スタンダード」などで表記され、スーパーファインが最も優れた画質となります(JPEGの場合)が、一枚あたりの容量も大きくなってしまいます。そこで、ここではプリントを前提にした画質設定について考えてみたいと思います。
● 高画質ほどプリントもきれい? 基本的に考えれば、画質設定は最高のスーパーファインにしたほうがプリントも美しくなると考えがちですが、本当にそうなのでしょうか?。疑問を持ったKatsumiは早速次のような実験をしてみました。
かなり細かな描写力が必要な被写体を、200万画素でスーパーファインとスタンダードで撮り、KatsumiがもっているエプソンPM−A850で2Lにプリントし、見比べてみたのです。
結果は意外でした。容量はスーパーファインが1200キロバイト、スタンダードが430キロバイトでした。この容量差から考えても、Katsumiはスーパーファインで撮ったほうのプリント画質がかなり上だろうと思っていたのですが、スーパーファインとスタンダード2枚のプリント画質を見比べても、ほとんど違いは無かったのですから。
● プリントサイズに適した画像サイズがあれば、高画質でなくてもOK! このことから考えても、十分な画像サイズがあれば、むやみに高画質設定をする必要はないようです。そのほうが撮影枚数も増えますし、パソコンなどに取り込むときも容量が軽い分速く済みます。ただ、あとで画像に加工をするような場合は高画質で撮っておいたほうが画質の劣化が、あまり目立たないでしょう。ちなみに画像サイズとプリントサイズの関係は以下のとおりです。
| デジカメの画素数 |
標準的な画像サイズ(ピクセル) |
印刷サイズ |
| L判 |
2L判 |
B5 |
A4 |
A3ノビ |
| 約80万画素 |
1024×768 |
◎ |
○ |
△ |
× |
× |
| 約130万画素 |
1280×1024 |
◎ |
◎ |
○ |
△ |
× |
| 約200万画素 |
1600×1200 |
◎ |
◎ |
○ |
○ |
× |
| 約300万画素 |
2048×1536 |
◎ |
◎ |
◎ |
○ |
× |
| 約400万画素 |
2240×1680 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
△ |
| 約500万画素 |
2560×1920 |
◇ |
◎ |
◎ |
◎ |
○ |
| 約800万画素 |
3264×2448 |
◇ |
◇ |
◎ |
◎ |
◎ |
| 約1000万画素 |
3872×2592 |
◇ |
◇ |
◇ |
◇ |
◎ |
×・・・印刷は出来ますが、画像は極めて荒い
△・・・画素数が少なく良い印刷結果が得られない
○・・・やや画素数が少ないがまずまずの印刷結果が得られる
◎・・・十分な画素数があり高い印刷結果が得られる
◇・・・画素数が多すぎるが、まずまずの印刷結果がえられる |
● 高画素機ほどプリントがキレイ?
このページの趣旨とは少しずれますが、ここで画像サイズのことにも触れておきます。一般的には、画像サイズが大きくなればなるほどキレイなプリントが出来ると思っている方も多いと思います。しかし1200万画素の画像サイズを、2LやA4にプリントした場合は、画像サイズが縮小されるため、かえってプリントの質が落ちてしまいます。これは高性能のプリンタになるほど目立ってしまうようです。したがって、一番キレイなプリントをするには、プリントサイズに合った画像サイズを選ぶのがベストです。大きな画像サイズで撮影し、小さなプリントサイズにプリントする場合は、レタッチソフトなどでリサイズ(画像の大きさを変えること)して、最適な画像サイズにすると良いでしょう。
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