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オートフォーカスについて

オートフォーカスは、シャッターボタンを半押しにするだけで、被写体にピントを合わせてくれる非常に便利な機能です。しかし、その反面、思ったところにピントが合わなかったり、ちょっとピントがぼけていたりすることもあります。では、写真を撮る私たちは、どこまでオートフォーカスのピント精度を信じればいいのでしょうか?。ちょっと考えてみましょう。

● オートフォーカスにも3種類ある!

現在のデジタル一眼は、複数の測距点を持つ機種がほとんどです。したがって、オートフォーカスと一言でいっても、オートフォーカスでのピント合わせには、3種類の機能がある機種が多いようです。以下にその3つの機能と、欠点を書いていきます。

  1. オート : カメラが被写体がある位置を、自動的に判別して、中央に被写体がなくてもピントを合わせてくれる機能です。この機能は便利ではありますが、思ったところにピントが合わないこともあります。
  2. セレクト : 測距点を撮影者が任意に決定して、ピントを合わせる機能です。この機能は、被写体のあるところの測距点を自分で選ぶのですから、かなり精度の高いピント合わせが可能です。ただ、ちょっと操作がめんどうと感じる方も多いかもしれません。
  3. 中央 : 測距点を中央に固定して、ピントを合わせる機能です。この機能は、中央に被写体がある場合は、素早く高精度のピント合わせが可能です。中央の測距点が、もっともピント合わせの精度が高いことを覚えておくといいでしょう。しかし、被写体が中央にないときは、被写体にピントが合いません。しかし、フォーカロック(AFロック)を利用することで、自由なフレーミングが出来ます。

以上の3つが、オートフォーカスでピントを合わせるときのおもな機能と欠点です。では次に、この3つの機能を使って実験をしてみましょう。やり方は、2つの鳥の置物を平行に置いたときと、左右をそれぞれ前後させて3つの機能を使いピント合わせをしてみました。

二つの置物が平行 左が奥で、右が手前 左が手前で、右が奥
● 平行
オート、セレクトともに、かなりの精度でピント合わせが出来ましたが、時々ちょっとピンぼけになりました。中央では、測距点が2つの置物の隙間にありますので、バックにピントが合うことが多かったです。
● 左が奥、右が手前
オートでは、つねに手前の置物にピントが合ってしまいます。奥の置物にピントを合わせたい場合は、セレクトを使用するか、中央でフォーカスロックを使うのが有効です。
● 左が手前、右が奥
オートでは、やはり手前の置物につねにピントが合ってしまいます。この場合も、奥の置物にピントを合わせたい場合は、セレクトを使用するか、中央でフォーカスロックを使うのが有効です。

以上、簡単に実験してみましたが、やはりオートでのオートフォーカスでは、自分が合わせたい被写体へのピントを合わせに難がありますので、出来ればセレクトか、中央でピント合わせを行なってのフォーカスロックをオススメします。それでもオートフォーカスのピント合わせ精度は100%ではありません。とくにコントラストの低い被写体などでは、オートフォーカスでのピント合わせが出来ない場合があります。ただ、コントラストが高い被写体なのにオートフォーカスが合わない時は、オートフォーカス機構が故障している場合や精度の調整が甘い場合もあります。こういった場合はメーカに点検してもらうことをオススメします。

● 最終的にはマニュアルフォーカスが一番オススメ!

オートフォーカスでのピント合わせは非常に便利ですが、微妙なピント合わせが難しい場合も多々あります。そこで、よりピント合わせの精度を高めたいのであれば、やはりマニュアルフォーカス(手動ピント合わせ)が一番だと思います。初心者の方には、ちょっと難しく感じるかもしれませんが、「習うより慣れろ」の心意気(?)でマニュアルフォーカスをどんどん使ってみて下さい。はじめはピントが合っているかどうか解りにくいかもしれませんが、何度もマニュアルフォーカスを使っていくうちに、感覚がつかめると思いますよ。オートフォーカスが100%でない以上、マニュアルフォーカスの習得は、避けて通れないテクニックです。

● 関連ページ
・ フォーカスロックを活用しよう!

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