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小さな花を撮る!

小さな花を上手くフレーミングすることは、なかなか難しいものです。Katsumiもかなり苦労しています。しかし、最近は少しずつ上達してきたのか、なんとかお気に入りの写真をゲットできました。その作例をもとに、小さな花を撮る時のちょっとしたコツを解説します。ここで指す小さな花とは、スミレ大かそれより小さな花のこととします。

● 機材について

小さな花をクローズアップで撮りたいときには、断然マクロレンズが有利です。また、小さな花は、地面近くに咲いていることが多いため、アングルファインダーがあると楽な姿勢で撮影が出来ます。

● マクロレンズで素直にフレーミング

作例1

左の作例は、スミレをマクロレンズで素直に切り取ってみました。この時に注意したことは、スミレの周りの草が目障りにならないように撮ることでした。幸い花の状態が良く、周りに草があまり生えていない花を見つけることが出来ましたので、シンプルにまとめることが出来ました。マクロレンズでなければ、ここまでスミレを大きく写せませんので、小さな花を撮るには、やはりマクロレンズは必需品だと、つくづく感じます。

そして、もう一つ工夫したことは、スミレの花はシベの部分が奥まっているため、そこが影になり暗くなってしまいます。この点をカバーするために、軽くストロボ光を当てていることです。ストロボ光を軽く当ててやることで、見事にシベの部分を明るく写すことが出来ました。もちろんストロボ光を柔らかくするために、手作りディフューザーを使用しています。時々他のサイトで、内蔵ストロボは役に立たないようなことを書いてあるのを見ますが、そうではなく、工夫次第では十分役に立ってくれます。
■撮影データ/ボディ:ペンタックス K100D /使用レンズ:smc D FA 100mm F2.8 マクロ/画角(35ミリ判換算):150ミリ/撮影モード:シャッタースピード優先モード/絞り(F値):F5.6/シャッタースピード:1/180秒/ISO感度:200/ホワイトバランス(WB):昼光モード/露出補正量:−0.5/その他に使用した機材:アングルファインダー

● 前ボケを入れて、花の横顔を撮る!

作例2

左の作例は、手前のスミレを前ボケにし、主題のスミレの横顔を撮ってみました。前ボケを入れることで、写真全体の雰囲気が柔らかくなり、また、花の横から撮ることで普段のスミレとは、ちょっと違った印象になったと思います。花を撮る時は、花の表情が最も良く見える位置から撮るのが基本ですが、普段見ないアングルから捉えるのも面白いと思いますよ。
■撮影データ/ボディ:ペンタックス K100D /使用レンズ:smc D FA 100mm F2.8 マクロ/画角(35ミリ判換算):150ミリ/撮影モード:絞り優先モード/絞り(F値):F4.0/シャッタースピード:1/1000秒/ISO感度:200/ホワイトバランス(WB):昼光モード/露出補正量:−0.5/その他に使用した機材:アングルファインダー

● 前ボケをベールのように使う!

作例3

左の作例は、手前にある白い花を大きくぼかし、そのぼけが被写体の花にかぶさる様なアングルで撮ってみました。まるで花にベールがかかったようになり、とても柔らかくて優しい一枚になったと思います。また、うつむき加減の花が、恥じらいを見せる乙女のように感じるのはKatsumiだけでしょうか・・・。花の写真を撮る時は、ジックリと自分のイメージにあった花を探すことが、とても大切です。
■撮影データ/ボディ:ペンタックス K100D /使用レンズ:smc D FA 100mm F2.8 マクロ/画角(35ミリ判換算):150ミリ/撮影モード:絞り優先モード/絞り(F値):F4.5/シャッタースピード:1/500秒/ISO感度:200/ホワイトバランス(WB):昼光モード/露出補正量:−0.5/その他に使用した機材:アングルファインダー

今回は、マクロレンズでぼけを利用した作例をご紹介しましたが、小さな花の群落などの場合は、標準ズームレンズや広角レンズを使ってみて下さい。また、マナーとして邪魔な草を引き抜いたりすることは、出来る限り避けて下さいね。

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